タブレット型サーマルカメラ|発熱者が出ない
- 体温が低く出る
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・タブレット型サーマルカメラは、スクリーニングをする装置です。単純に体表面温を検温する装置ではありません。
内臓されたセンサーだけで検温をするわけではないので、注意が必要です。接触型の体温計であれば、脇の下などに挟めて直ぐ利用できますが、サーマルカメラは、そういう訳にはいきません。タブレット型サーマルカメラを最初に設置してから、設置の場所によっては、空調や外光、電波などの影響があるかも分かりません。何も考えずにそこでOKという事でやってしまうと、特に、検温の履歴が出来ない物をそのまま使用すると低温が連続的に出る可能性があります。つまり、毎日、発熱者が出なかったでは済まされなくなってしまいます。設置場所によっては、季節によっては外光が当たったりして向きを変えたりとかしないといけない事も出るかもしれません。 従業員の方でも、検温の状態を見ると前髪が長くて髪で検知してしまい、低温で出たりする事もあります。タブレットと顔の位置や向きを決められたようにしないと、誤差が出る可能性があります。
従来のカメラ型のサーマルカメラは、黒体と呼ばれる基準温の装置と共に使用荒れてきたのですが、あまり高価な商品であったので、身近に使うためにコストダウンした廉価な商品が開発されてきました。
サーマルカメラのセンサーが熱を測って体表面温を出している訳では無くて、ソフトで処理をして検温の温度を出します。ソフト上で色んな条件で処理をしますので、時にはソフトのfirmwarerのupgrade等があります。
upgradeで機能が上がったりした時に、検温だけのタブレット型サーマルカメラでは、upgradeが出来ないのでお手上げになってしまいます。
出来れば、顔が見える販売店さんやフォローが出来る方からの購入をお勧めします。
- タブレット型サーマルカメラの問題点